アトピーと湿度の思わぬ関係。
アトピーと湿度は関係ある??
日本は湿度が多い国ですよね。梅雨時期などは湿度がなんと75%を超えることもあります。
湿度が高いと不快感があり、かゆみも増してしまいます。
そこで、湿度の変化によってアトピーの肌がどんな風に変化するのか調べてみました。
湿度が高い日本ですが、アトピーの子どもにとって(大人も)快適な湿度とは何%だと思いますか??
答えは50~60%です。
では日本の湿度はどうなっているでしょうか?
日本の湿度は夏と冬で極端に違い、夏は平均75%前後と高いですが、冬は47%前後と低くなっており、体の方には多くの負担がかかっています。
湿度が高くなるとアトピーの人はどうなる??
・汗を体から出そうとしなくなる。体にいらない水分が溜まる。
・ダニ、カビ、などの快適な湿度となり繁殖する。これらにアレルギーを引き起こす。
湿度が低くなるとアトピーの人はどうなる??
・乾燥し肌が悪化しかゆみが増す。
・皮膚から水分が蒸発していく。
このように湿度はアトピーと深い関係があります。
また部屋の湿度を調節しても、違う部屋に移動するとまた肌がギャップを感じてしまうそうです。そのギャップを感じると肌はよけい乾燥してしまいます。
【湿度とうまく付き合っていくために】
湿度が高く汗をかきにくい状態の時は、体に水が溜まり、水毒になってしまいます。気を付けて利尿作用のある食材を取るなど、体の中から水を出す食事を心がけると良いそうです。
利尿作用がある食材は、わかめ、ひじき、大豆、小豆などです。
また湿度が低いときは空気が肌から水分を奪おうとするため、肌は粉を吹いたり、かゆみが増します。また、冬は寒さも重なり血行も悪くなるので、新陳代謝が低下し、きれいな肌に生まれ変わりにくくなります。
湿度が低い時の粉吹き、かゆみは、こまめな保湿はもちろんの事、軟水で体を洗ったり、お風呂の温度を肌と同じくらいにすると良いそうです。
また血行が悪くなっている場合は、運動やマッサージをして、自分の体がうまく循環するようにしてあげることが重要です。
いかがだったでしょうか。
自分がアトピーになったり、子どもがアトピーになると、気温や湿度、空気や水など、身近なものがこんなにも大事なんだと気づかされます。
湿度の高低差がある日本ですが、うまく付き合っていきましょう。