東洋医学の中心、中国のアトピー治療はどんなものなの??
中国のアトピー治療とは??
アトピー治療というと、私たちの中では、保湿剤、抗ヒスタミン剤やステロイド等
でしょうか?病院や治療法は本当に数多くあり、初めての時は心配になってしまいますよね。
我が家は色々試した結果・・・子どものアトピーには東洋医学が良いと判断しました。
アトピー治療の場合、西洋医学では対処法療法が中心です。
出た発疹やジュクジュクをおさえる薬を出します。
その一方、東洋医学では病気の初期の段階に原因を見つけ、体質をよくすることに重点を置きます。体質改善のために漢方を処方したり、針治療や気功などで治療します。
では中国のアトピー治療とはどんなものなのでしょう。
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中国ではアトピーの原因は、体質や飲食の不摂生、外邪の侵入などの生活環境素因等と考えられています。皮膚は内臓の鏡とも言われ、内臓の機能に注目します。
アトピー初期・・・・東洋医学では発疹、ジュクジュク汁等は「湿熱」が原因とされています。漢方では黄連解毒湯(のぼせ、ほてり)消風散(赤み、かゆみを発散)などが処方されるようです。
慢性アトピー期・・・皮がむけたり、ひっかき傷がひどい時期「血虚風燥」で皮膚の乾燥を防ぐため、潤いを持たせる漢方が処方されます。当帰飲子(皮膚に潤いを持たせ、かゆみを防ぐ)十全大補湯(体力をつける、冷えなどに有効)などの漢方が処方されます。
このように、発疹をどうやって消すかではなく、どうしてこうなってしまったか?
こうしないためには内臓のどこが元気がないのか、滞っているのかなどを見ます。
2、3日できれいさっぱり治ると言うことはありませんが、漢方は体の機能が正常になっていくので時間はかかりますが根本からアトピー体質が木全されていきます。
他にも東洋医学は、かゆみに効くツボを刺激したり、マッサージで血流を良くしたりします。我が家でも娘がかゆみが出たときなどは、かゆみのツボを押しています。
効いているのか、気が紛れているのか、少し落ち着いたりします。
今回は中国のアトピー治療についてお話ししました。
なにか気になるものがあれば試してみて下さいね。